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『ルナトリック』とは?初心者も楽しめる変則トリテを徹底解説
『ルナトリック(Lunar Trick)』は、心火GAMESが贈る月相テーマのトリックテイキングゲームです。スートや切り札は、1~30の数字が環状に並んだ布によって決まり、ラウンドごとに「ちょうど1・3・5トリック」を狙うというユニークな得点方式が特徴です。幻想的なアートワークと、戦略性と直感を要するプレイ感が融合し、トリテ初心者から中級者まで幅広く楽しめる一作に仕上がっています。本記事ではその魅力と遊び方を丁寧にご紹介します。
『ルナトリック』とは?月相が鍵を握るトリックテイキングゲームの概要
『ルナトリック(Lunar Trick)』は、心火GAMESが手がける独創的なトリックテイキングゲームです。1〜30の数字カードのみを使って、ラウンドごとに「1トリック」「3トリック」「5トリック」のいずれかを正確に取ることを目指す、精緻な戦略と直感が問われるゲームです。
テーマは“月”と“循環”。カードのスートや切り札は、数字が円環状に並んだ「月相を描いた布」で決まり、ラウンドの最初に出す1枚のカードで自分の有利不利を調整できます。この布をどう見るか、どの角度から月を切り取るかで勝負の流れが変わる、まさに“見るゲーム”でもあります。
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プレイ人数:3〜4人
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プレイ時間:20〜30分
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対象年齢:8歳以上
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デザイナー:月並いおり
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アートワーク:TANSAN
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価格:2,500円(税込)
見た目の美しさと、奥深い思考性を兼ね備えた、他にはない一作です。
月を切り取る!『ルナトリック』ならではの3つの魅力
1. 月相テーマ×スート決定の美しさと戦略性
カードにはスートの色がなく、円環状に並ぶ「月相の布」の上に自分のカードを置くことでスート(=色分け)と切り札が決定されます。つまり、どこに配置されたかによって、自分の手札の意味が変わるのです。
これは視覚的にも美しく、何度遊んでも新鮮。毎回異なる「スートの地形」が生まれ、ラウンドごとに盤面の空気が変わります。
2. 1・3・5トリックという「ぴったり勝利」の妙
ただトリックを多く取れば勝ちではありません。ちょうど1・3・5のいずれかを取らないと得点できないため、時には「勝ちすぎ」も敗因に。
プレイ中は常に「今、トリック数をどう調整するか」を意識し続ける必要があり、読み合いが深まります。
3. アートワークとコンポーネントの上質さ
TANSAN氏による月と星の幻想的なデザインは、眺めているだけでもうっとり。コンパクトながらも盤面は美しく、視覚と感覚に訴える“静かな熱量”を持った作品です。
ルールと遊び方|初心者でも安心な『ルナトリック』の基本の流れ
ルナトリックは、トリックテイキングの基本「マストフォロー(出されたスートに従う)」をベースに、月相によってスートと切り札が変わるというユニークなルールを採用しています。以下が基本的なプレイの流れです。
▼ ゲーム準備
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各プレイヤーに同じ枚数のカードを配る(例:7枚ずつ)
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布(中央ボード)をテーブルに広げておく
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ラウンド開始時に1枚のカードを各自出し、布に沿ってスート範囲・切り札を決定
▼ 手番の進行
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親がカードを1枚出す(リード)
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他のプレイヤーは、リードされたスートがあればそれをフォロー(なければ任意)
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トリック(その場の勝者)は、切り札が最強。なければスート内で最大数字のカードが勝つ
▼ 勝利条件
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ちょうど1・3・5トリックを取ると1点
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誤って2や4などを取るとそのラウンドは無得点
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最も早く5点に到達したプレイヤーが勝利
プレイ感は非常に洗練されており、読み合い・手札調整・場の観察がすべて噛み合う絶妙な設計です。
他のトリックテイキングと何が違う?『ルナトリック』の独自性を比較
トリックテイキング(通称トリテ)は、出されたカードの強弱やスートを見極めて勝敗を決めるジャンルですが、『ルナトリック』は一線を画すルール構造を持っています。以下に代表的な他のトリテ作品と比較しながら、本作のユニークさを解説します。
タイトル | スート決定 | 得点方式 | 特徴 |
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ルナトリック | 布の上で決定 | ちょうど1/3/5トリック取得 | スート・切り札がラウンドで変化、アート重視 |
スカルキング | 固定スート | 事前予測型得点 | 役とブラフの応酬、パーティ寄り |
ナナトリック | 固定スート | 特定トリック条件で得点 | 変則的な構成、人数少なめ向き |
ノートリック | なし(数字のみ) | 最も強いカードNG | アブストラクト系、思考特化 |
『ルナトリック』がユニークなのは、
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「ゲーム中にスートと切り札が変動する」という変化球要素
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「ぴったり勝利」の達成が求められるため、トリックを“抑える”ことも必要
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テーマ性(天体、月相)が視覚とプレイの両方に直結している
このように、アート×戦略×記憶・読みの融合が、他作品にはない“月のような独特のリズム”を生み出しています。
実際に遊んだ人の声|ルナトリックのユーザーレビューまとめ
発売後、SNSやボードゲームレビューサイトなどで寄せられている感想・口コミの傾向を整理しました(心火GAMESイベント、ボドゲカフェでの体験者コメント等を参照)。
🔷 高評価ポイント
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「テーマとアートが一体化していて、めちゃくちゃ雰囲気がある」
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「見た目と裏腹にしっかり考えさせられる」
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「“ちょうど取る”っていう制約が絶妙な悩ましさで楽しい」
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「布を使ってゲームを管理するのが新鮮!」
🔶 気になる意見・注意点
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「初回はスートの決まり方に戸惑う」
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「プレイ人数が限定されていて、2人では遊べないのが残念」
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「手札の運に左右される場面もある」
総じて、「トリテ慣れしている人には新鮮」「初心者にも遊べるが、最初に少し説明が必要」という声が多く、アートとプレイ感の融合が好評です。
こんな人におすすめ!ルナトリックが刺さるプレイヤータイプ
『ルナトリック』は万人向けではありませんが、以下のようなプレイヤーには非常にマッチします。
🌕 アートや世界観もゲーム選びの基準にしている人
カードや布、月相のモチーフなど、ただの“ルール”を超えて“美しさ”も重視したい方に最適。パッケージのデザイン性含め、所有満足感も高いです。
🧠 通常のトリテに飽きてきた中級者
「もう少し読み合いが欲しい」「次のトリテに進みたい」という人にとって、“ちょうどトリック数を狙う”というルールは新たな刺激となります。
👥 プレイ人数3〜4人でじっくり遊べるメンバーがいる人
人数依存型のため、3~4人でよく集まるプレイヤーグループにぴったり。お互いの手癖が見えてくると、さらに面白くなります。
🌌 美しくて、テーマのあるコンパクトゲームを探している人
持ち運びやすさとプレイ時間(30分以内)が魅力。カフェや旅行にもおすすめです。
購入ガイド|ルナトリックを手に入れるには?取り扱い店舗と価格情報
『ルナトリック』は心火GAMESからリリースされたインディーズ作品ながら、一般流通でも購入可能です。以下に代表的な購入先を紹介します。
🔹 オンラインショップでの販売(価格目安:税込2,500円前後)
ショップ名 | 特徴 |
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ボドゲーマ | 取り扱いあり。再入荷通知機能も便利。 |
Amazon | 出品者経由で入手可。価格は変動あり。 |
心火GAMES公式(BOOTHなど) | デザイナー直販、在庫があれば最安&安心。 |
ヨドバシ.com | 一部販売あり。送料やポイント加算が魅力。 |
ゲームマーケット会場 | 初回販売場所。サイン本や限定特典が付くことも。 |
🔸 注意ポイント
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初期ロットは数に限りがあるため、早めの予約・確保が◎
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一部サイトでは送料が別途必要
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中古市場では定価以上になることもあるため注意
物理的にコンパクトなゲームなので、ポスト投函対応のBOOTH通販などもおすすめです。
よくある質問Q&A|遊ぶ前に気になる疑問を解消!
Q1. 初心者でも遊べる?
→ はい、基本はトリックテイキングなので、ルールを丁寧に読めばプレイ可能です。布によるスートの決定に少し慣れが必要ですが、1〜2ラウンドで直感的に理解できます。
Q2. プレイ人数は?2人では遊べる?
→ 推奨は3~4人。2人用のルールは用意されていないため、3人以上が必須です。
Q3. カードのスリーブは必要?
→ 特に厚めのカードではないため、使用頻度が高い人や長く使いたい方はミニサイズのスリーブ(41×63mm程度)推奨です。
Q4. 拡張やバリアントルールはある?
→ 現時点では基本セットのみですが、デザイナーが個人制作していることもあり、今後のイベントで追加コンテンツが出る可能性があります。
Q5. 布はどんな素材?洗える?
→ やや厚手のポリエステル製で、多少の折れにも強い作りです。洗濯は非推奨ですが、布としての耐久性はあります。
まとめ|ルナトリックは視覚と戦略が交差する“美しきトリテ”
『ルナトリック』は、
🌙 月相をテーマにした美しいビジュアル
🧠 ちょうど1/3/5トリックを狙うという独自の勝利条件
📏 スートと切り札が変動する戦略性
この3点を軸に、他のトリテとは一線を画す作品です。
コンポーネントの美しさもさることながら、「あと1トリック取るか…取らないか…」という緊張感は中毒性抜群。ボードゲーム経験者にとっても“変化球”として新鮮ですし、初心者の導入としても印象に残る1本です。
アートが好き、ゲーム性も重視したい、人数がそろう――そんな人にこそぜひ手に取ってほしい、“月のように満ち欠けし、深まる”トリックテイキングゲームです。
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