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- 料理バトルがさらに加速!新要素で戦略と駆け引きが進化する“究極のレストラン拡張セット”
- 1. SPORKS OUTとは?(概要)
- 2. ベースゲーム「Rival Restaurants」との関係
- 3. 料理 × 戦略 × オークションの独自性
- 4. なぜこの拡張が作られたのか?制作背景
- 5. 世界観:ハワイ〜モロッコまでの料理王国
- 6. 新シェフ5人の個性とデザインコンセプト
- 7. 3D SPORK(立体ツール)の概要と魅力
- 8. Snackle Boxの登場でゲームがどう変わるか?
- 9. 追加レストランの特徴と戦略的役割
- 10. プレイ人数・対象年齢・想定プレイヤー層
- 11. 開封レビュー:外箱・パッケージの質
- 12. 新シェフのスタンド/カードのクオリティ
- 13. 各SPORKの形状・素材・サイズ感レビュー
- 14. 新アクションカードの枚数・種類
- 15. Snackle Boxの内容物・品質
- 16. 対応スリーブや収納方法
- 17. アクションオークションフェーズの流れ
- 18. 入札のルール(同時/順番/公開)
- 19. お金管理の重要性が上がった理由
- 20. シェフ能力との相乗効果
- 21. 新シェフのパワーとSPORK能力の連動
- 22. ベースゲームとのバランス調整
- 23. シェフごとの最適戦略
- 24. 序盤と終盤で優先すべき行動の違い
- 25. アクションカードの使い方で差がつく理由
- 26. ベースゲームからの買い替え・アップグレード基準
- 27. ベースゲーム初心者が混乱しやすいポイント
- 28. 上級者向け:オークション心理戦テクニック
- 29. ルールの注意点(よく間違える部分)
- 30. 追加要素の“強さ”“クセ”の評価
- ✅ まとめ
料理バトルがさらに加速!新要素で戦略と駆け引きが進化する“究極のレストラン拡張セット”

『Rival Restaurants: SPORKS OUT』は、人気料理戦略ゲーム「ライバルレストラン」を大幅に強化する拡張セットです。5人の新シェフ、個性豊かな追加レストラン、立体3D SPORK、新アクションカード、そして資金を巡るアクションオークションフェーズが追加され、戦略の幅とゲームの自由度が飛躍的に向上。ベースゲームのスピード感はそのままに、より深い駆け引きと逆転のチャンスが生まれるため、中級〜上級プレイヤーには特に嬉しい内容です。本記事では、新要素の詳細や遊び方、ベースゲームとの違い、強いシェフ選び、購入すべきプレイヤー層まで、SPORKS OUTの魅力を徹底的に解説します。
1. SPORKS OUTとは?(概要)
「Rival Restaurants: SPORKS OUT(スポークス・アウト)」は、人気戦略ボードゲーム『ライバルレストラン』のゲーム性をさらに広げる拡張セットです。新たに 5人のシェフ、追加レストラン、強力なアクションカード、独自ギミック“3D SPORK(立体ツール)” が導入され、プレイヤーの選択肢と戦略の幅が大幅にアップ。さらに、資金を使って強力アクションを競り落とす アクションオークションフェーズ が追加され、従来のスピード感あるレストラン経営レースに“駆け引き”と“心理戦”が加わります。
ベースゲームを遊び尽くしたプレイヤーにとって、新鮮な刺激を与える“ガッツリ拡張”となっています。
2. ベースゲーム「Rival Restaurants」との関係
SPORKS OUTは、単体では遊べず ベースゲーム「Rival Restaurants」必須の拡張セット です。
ベースゲームは“高速×コミカル×対人戦略”が特徴の料理対決ボードゲームで、プレイヤーは自分のレストランを成長させながら、レシピの完成や交渉で他プレイヤーと競い合います。
拡張版では以下の点が強化されています:
-
シェフ選択の幅が増える(全体バランスUP)
-
レストランごとの戦略差が鮮明になる
-
入札(オークション)による駆け引きが発生
-
強アクションカードで変化や逆転が多くなる
ベースゲームの良さ(スピード感)+拡張の良さ(深い戦略性) が合わさり、より“コアゲーマー向けの贅沢な遊び心地”になります。
3. 料理 × 戦略 × オークションの独自性
SPORKS OUT最大の特徴は、料理テーマのボードゲームでは珍しい 「料理 × 経営 × オークション × 交渉 × パワーアップ」 という複合システムにあります。
特に新導入の アクションオークションフェーズ は、
-
お金をいくら残すか
-
どこで勝負するか
-
どのカードを狙うか
-
資金枯渇リスクをどう管理するか
といった明確な“思考の深さ”が要求され、ベースゲームの軽快なプレイ感に、オークションならではの緊張感と戦略性が加わります。
さらに、
-
新シェフが持つユニークスキル
-
3D SPORKを使う特殊行動
-
新レストランの能力分岐
などが相乗効果を生み、プレイヤーの動きが多様化。
結果として「毎回展開が変わる」「同じ戦略が通じない」という高いリプレイ性が実現しています。
4. なぜこの拡張が作られたのか?制作背景
Gap Closer Games がSPORKS OUTを制作した背景には、ファンから寄せられた 「もっとシェフがほしい」「さらに戦略的に遊びたい」 という声がありました。
特に、ベースゲームは
✔ テンポの良さ
✔ 誰でも遊べる軽量戦略
が魅力ですが、強いプレイヤー同士では「毎回同じ展開になる」ことがありました。
そこで、
-
選択肢を増やす新シェフ
-
戦略格差を生むSPORK能力
-
予測不能性を高めるアクションカード
-
プレイヤー間の心理戦を生むオークション
これらの要素で“深さ”と“変化”を補強し、ゲームの寿命を延ばす目的で開発されたのがこの拡張です。
つまり SPORKS OUTは、Rival Restaurantsの面白さを何倍にも引き上げるための“公式パワーアップキット” と言えます。
5. 世界観:ハワイ〜モロッコまでの料理王国
SPORKS OUTでは、新しいシェフやレストランの登場によって「世界の料理文化を舞台にした料理バトル」というテーマがさらに拡張されています。
新シェフは、
-
ハワイのビーチで育った南国系料理人
-
モロッコの砂漠を旅したスパイスマスター
-
地中海の海沿いレストランシェフ
など“世界の料理王国”を象徴するようなキャラクター性を持ち、各シェフが持つ3D SPORKのデザインもテーマに合わせて作られています。
この世界観によって、
「料理を作る」という行為が単なる作業ではなく
“食文化の戦いを彩るドラマ”
として表現されるため、没入感が大幅に向上。
ビジュアル面とゲーム性が融合し、魅力的な拡張へと仕上がっています。
6. 新シェフ5人の個性とデザインコンセプト
SPORKS OUTで追加される新シェフ5名は、ゲームバランスの広がりを狙った「明確な個性」が与えられています。それぞれが異なる地域の料理文化をモチーフにしており、外見、能力、使用する3D SPORKまですべてが“世界観と戦略性の両立”を意識した設計。
能力は「資金力」「効率化」「妨害」「パワーアップ」「特殊行動」など方向性が異なり、プレイヤーの戦い方を根本から変えるパワーを持ちます。特にSPORK能力は、通常行動とは別に発動できる“個別の奥義”のような存在で、シェフ選択そのものが戦略の始まりになります。外見も地域文化を反映しており、テーマ性とプレイ体験が密接に結びついたデザインです。
7. 3D SPORK(立体ツール)の概要と魅力
本拡張の象徴的ギミックが、シェフごとに付属する「3D SPORK」。ただの見た目のアクセサリーではなく、**ゲーム内で強力な特殊能力を発動する“シェフ専用ツール”**として機能します。
特徴は次の通りです:
-
完全立体化されたミニチュアで視覚的満足度が高い
-
シェフごとに異なる能力効果を再現
-
ラウンド中に“追加アクション”として使用可能
-
使用タイミングが勝敗を左右する「切り札」的存在
SPORKをどう、いつ使うかは戦略の要で、同じシェフでもプレイヤーによって活かし方がまったく変わります。結果として キャラごとにゲームの流れが変わるほどの大きな影響力を持つ、ファン必見の新要素です。
8. Snackle Boxの登場でゲームがどう変わるか?
Snackle Box(スナックルボックス)は、SPORKS OUTで追加された新要素の“強力アクションカード保管庫”です。
ラウンドごとに強カードが並べられ、プレイヤーはオークションで競り落として獲得します。
この要素がゲームに与えた影響は大きく、
・強カードをめぐる争奪戦
・お金の価値上昇
・入札タイミングの読み合い
・終盤の逆転可能性UP
と、ベースゲームにはなかった競りの心理戦が加わりました。
Snackle Boxの存在により、プレイヤーは“シェフ能力 × レストラン能力 × 強力アクションカード”という3層構造の戦略を考える必要があり、ゲームの奥深さが大幅に増しています。
9. 追加レストランの特徴と戦略的役割
拡張では複数の新レストランが追加され、プレイヤーの選択肢が増加します。各レストランは、
-
食材ボーナス
-
特殊収入
-
特化料理の強化
-
妨害耐性
など、異なる方向性のスキルを持ち、プレイスタイルによって使い分けが可能です。
特にSPORK能力やオークション戦略との相性は重要で、「レストラン×シェフ×SPORK」の組み合わせを最適化することが勝利の鍵。
結果として、ベースゲームよりも早い段階で“自分の勝ち筋を決める”プレイングが求められるようになります。
10. プレイ人数・対象年齢・想定プレイヤー層
SPORKS OUTは 2〜6人、対象年齢10歳以上 と幅広く、家族・友人・ゲーマー層のどれでも遊びやすい設計です。
■ 2〜3人
シェフ能力の差が強く出る“読み合い重視”のゲーム性。
■ 4〜6人
オークションの駆け引きと交渉が爆発し、最も盛り上がる人数。
■ 10歳以上の理由
-
お金管理
-
オークション心理戦
-
SPORK能力の最適タイミング
など、複数の要素を同時に判断する必要があるため。
シンプルな料理テーマながら、戦略ゲームとしての濃厚さが光る内容となっており、
“ベースゲームで物足りなくなった中級〜上級プレイヤー向けの拡張” と言えます。
11. 開封レビュー:外箱・パッケージの質
SPORKS OUTの外箱は、Gap Closer Gamesらしい鮮やかな色彩とユーモアのあるアートが印象的です。コンパクトながら厚みがあり、拡張らしい“濃密な新要素”が詰まっているワクワク感があります。
箱の素材はしっかりとした硬質ボール紙で、持ち運びや長期保管にも適した耐久力。内部はカード、SPORK、タイルがきれいに収まるよう設計されており、乱雑になりにくい構造なのも好印象です。開封した瞬間に、新シェフの個性豊かなアートや立体SPORKが目に飛び込んでくるため、視覚的な満足度は非常に高め。拡張セットとして、期待を裏切らないパッケージ品質と言えます。
12. 新シェフのスタンド/カードのクオリティ
新シェフ用カードはベースゲームと同じマット加工のしっかりした紙質で、手触り・視認性ともに良好です。キャラクターのアートは鮮明で、地域文化や料理の個性が強調されており、プレイヤーの没入感を高めてくれます。
また、シェフスタンドは安定性が高く、テーブル上で倒れにくい仕様。複数プレイヤーでわいわい遊ぶ料理テーマゲームにおいて、ストレスなく使えるのは大きなメリットです。カードサイズはベースゲームと揃っているため、スリーブや収納を共通化でき、コレクション性も高いのが特徴です。
13. 各SPORKの形状・素材・サイズ感レビュー
SPORKS OUTの目玉コンポーネントである 3D SPORK は、手に取って驚くほどしっかりとした品質で作られています。プラスチック製で軽量ながら耐久力が高く、曲がりにくいのが特徴。
シェフごとに形状が異なり、
-
フォーク型
-
スプーン型
-
独特な調理器具風
-
スパイス棒のような形状
など、見た目にも非常に楽しい仕上がりです。
サイズは小型〜中型のミニチュア程度で、テーブルに置いても邪魔にならず、それでいて存在感は十分。見た目の可愛さだけでなく、ゲームプレイにおける“特別な行動の象徴”として機能的な意味もある、満足度の高いコンポーネントです。
14. 新アクションカードの枚数・種類
アクションカードは、オークションフェーズで入札対象となる強力カード群です。内容は多岐にわたっており、主に以下のカテゴリで構成されています。
-
ブースト系(収入・食材・移動力UP)
-
妨害系(敵の進行を止める、価格上昇)
-
特殊能力系(ワープ、ボーナス獲得)
-
SPORK能力と組み合わせると強力なコンボが生まれるカード
カードの枚数は十分で、ラウンドごとに並ぶカードによってゲーム展開が大きく変わります。どのカードも強力な分、競り合いになる緊張感が楽しいのがSPORKS OUTの魅力です。
15. Snackle Boxの内容物・品質
Snackle Box(スナックルボックス)は、アクションカードをストックする“専用トレイ”のような役割を持ちます。素材は軽量プラスチックで、耐久性もあり、カードが取りやすい構造になっているため、ラウンドごとのカード補充がスムーズになります。
プレイ中にカードが散乱しにくく、視覚的にもわかりやすいため、
「いま何が入札できるのか」
が一目で把握できる便利なコンポーネントです。
拡張セットとしては珍しく、機能性とテーマ性を兼ね備えた“遊びやすさ向上ツール”といえます。
16. 対応スリーブや収納方法
SPORKS OUTのカードサイズはベースゲームと同一で、一般的なポーカーサイズ(約63×88mm)が適合します。市販スリーブを使用することで、頻繁なシャッフルやオークションでの手渡しによる摩耗を抑えられます。
収納に関しては、SPORKやSnackle Boxを含めるとややかさばりますが、ベースゲーム箱に一体収納することが可能です。カードは仕切りのあるカードボックスや100均の小物ケースを利用すると整理しやすく、プレイ準備もスムーズになります。スリーブ付きでもギリギリ収まるため、保管性は良好な部類です。
17. アクションオークションフェーズの流れ
SPORKS OUTの核心ともいえる新フェーズが「アクションオークション」。
ラウンド開始時、Snackle Boxに強力なアクションカードが公開され、プレイヤーはそれらを入札で争います。
流れは以下の通り:
-
全員がカードを確認
-
欲しいカードに対し、同時に手持ち資金から入札
-
最も高い金額を提示したプレイヤーが落札
-
カードを獲得して次ラウンド以降のアクション強化へ
オークション要素が加わったことで、
・金銭管理の重要性
・心理戦
・読み合い
・強カードを取るべきタイミング判断
がゲームの勝敗を左右するようになり、ベースゲームにはなかった“戦略の深み”が印象的に追加されました。
18. 入札のルール(同時/順番/公開)
オークションのルールは非常にシンプルかつ緊張感があります。
-
同時公開:全員が一斉に入札額を出す
-
公開制:金額はオープンで公開、誰がいくら出したか全員にわかる
-
同額の場合:再入札または条件による決着(公式ルール参照)
-
資金の上限:プレイヤーの所持金が最大値
公開オークションであるため、
「どれだけ相手が欲しがっているか」
「自分は資金を温存すべきか」
の判断が重要。
これにより、交渉やブラフも生まれ、シンプルな料理ゲームでありながら、ゲーマー心をくすぐる読み合いが追加されています。
19. お金管理の重要性が上がった理由
ベースゲームでは、お金は料理を作るための“燃料”のような位置づけでした。
しかしSPORKS OUTでは、お金は強力カードを獲得するための武器へと価値が大きく変化しています。
重要性が増した理由:
-
強カードは“序盤からの方向性”を決める羅針盤
-
終盤の逆転に不可欠なカードが多数
-
資金が少ないとオークションに参加できない
-
無駄遣いは致命傷になりやすい
つまり、
「どこで使うか」「どこで節約するか」
のメリハリが今作で圧倒的に重要になり、お金管理が勝敗に直結するようになりました。
20. シェフ能力との相乗効果
SPORKS OUTでは、シェフ固有能力と3D SPORK能力が強化され、アクションカードとの組み合わせで“能力シナジー”が生まれます。
例
-
資金を多く得られるシェフ → オークションで常に優位
-
妨害系シェフ → 強カード入手で妨害力が倍増
-
移動特化シェフ → 移動強化カードと組み合わせて圧倒的な機動力に
-
資源効率シェフ → 低資金でも高効率の立ち回りが可能
このように、
「シェフ × SPORK × アクションカード × レストラン」
の組み合わせにより、1人ひとりのプレイ体験が全く異なるゲームに仕上がっています。
戦略ゲームとしての奥深さが飛躍的に増したといえるでしょう。
21. 新シェフのパワーとSPORK能力の連動
SPORKS OUTの追加シェフは、それぞれ明確な強みを持ち、SPORK能力と組み合わせることで“爆発的なパワー”を発揮する設計になっています。
例えば、資金周りに強いシェフはオークションを完全に支配できたり、妨害が得意なシェフはSPORKを使うことで相手の計画を根こそぎ崩すことができます。
また、SPORK能力は通常アクションとは独立して発動するため、強力なコンボが生まれるケースも多く、“どのタイミングで使用するか”が戦局を左右します。
能力が噛み合った時の爽快感はベースゲーム以上で、「キャラクターゲーム」としての魅力が大きく向上しています。
22. ベースゲームとのバランス調整
拡張セットで最も重要なのがバランス調整。SPORKS OUTは、追加部分が強すぎてゲームを壊すタイプではなく、“ベースゲームの良さを崩さずに深みを足す” バランスが取られています。
-
追加シェフは強力だが、明確な弱点も設定されている
-
SPORK能力は強いが、使用制限やタイミングの制約がある
-
アクションカードも強力だが、競り落とすコストを支払う必要がある
-
レストランは個性があるが、万能ではない
このように、強力な新要素が多数追加されているにもかかわらず、ベースゲームのスピード感や読み合いを損なわない絶妙な調整が施されています。
23. シェフごとの最適戦略
SPORKS OUTの戦略は“シェフ選び”から始まります。
各シェフには明確な勝ち筋が存在し、最適な動かし方を理解することで勝率が大きく向上します。
例:
-
経済型シェフ
→ 序盤の資金拡大に全リソース投入し、オークションで強カードを連続取得して強化 -
妨害型シェフ
→ SPORK能力と妨害カードを組み合わせ、他プレイヤーを遅らせながら逃げ切る -
高速調理型シェフ
→ レストランの能力と連動し、少ない資源で素早くレシピを完成させる -
効率型シェフ
→ お金を節約し、少数のカードで最大効果を発揮
このように、ミスマッチな選び方をすると能力が活かせず苦戦してしまいますが、正しい組み合わせを見つけることで、驚くほど強力な動きができるようになります。
24. 序盤と終盤で優先すべき行動の違い
SPORKS OUTでは、追加要素により“序盤と終盤の行動の優先順位”がはっきり変化します。
■ 序盤で重要なこと
-
資金の確保
-
強力アクションカードの入手
-
自分のシェフの最適戦略を固める
-
他プレイヤーの動きを観察する
序盤のオークションで強カードを取れるかどうかが、その後の展開に大きく影響します。
■ 終盤で重要なこと
-
SPORK能力の最適使用
-
妨害カードのタイミング
-
ライバルの勝利を阻止する行動
-
レストラン固有能力の最大化
終盤は“1手ミスで負ける”ような緊張感があり、SPORKや強カードをどこで使うかが勝敗を決定します。
25. アクションカードの使い方で差がつく理由
SPORKS OUTではアクションカードが非常に強力で、
使い方次第でシェフ能力以上の差が生まれるのが特徴です。
差が生まれる理由:
-
カード自体が高性能
→ 収入増、移動強化、妨害など、どれも強い -
オークションで取らないと手に入らない希少性
-
シェフ能力と組み合わせることで“壊れ級”の動きができる
-
発動タイミングが非常に重要
→ 早すぎると効果が薄い、遅すぎると活かしきれない -
終盤の1枚が勝敗をひっくり返すこともある
そのため、
「どのカードを取るのか?」
「いつ使うのか?」
が勝率に深く関わり、プレイヤーの“判断力”が問われるポイントとなっています。
26. ベースゲームからの買い替え・アップグレード基準
SPORKS OUTは“必須級拡張”に分類されるほどゲーム体験を大きく向上させますが、すべてのプレイヤーに必要というわけではありません。購入すべきかどうかは、以下の基準で判断できます。
✔ 購入推奨(相性が良いプレイヤー)
-
ベースゲームを10回以上遊んだ
-
シェフやレストランのパターンに飽きてきた
-
戦略の幅をもっと増やしたい
-
逆転要素・心理戦が好き
-
オークションゲームを楽しめる
✔ 見送り推奨(相性が弱いプレイヤー)
-
ベースゲームのスピード命の軽量感が好き
-
要素が増えると混乱しやすい
-
お金管理や心理戦が苦手
-
競りゲームや妨害が嫌い
総じて、“戦略性を深めたい人には絶対に買い”であり、ベースゲームをヘビーに遊ぶ人ほど価値を感じる拡張です。
27. ベースゲーム初心者が混乱しやすいポイント
ベースゲームを始めたばかりのプレイヤーには、SPORKS OUTは少し要素が多すぎる場合があります。初心者が特に混乱しやすいポイントは以下の通り。
-
オークションの入札判断が難しい
-
アクションカードの優劣がわかりにくい
-
SPORK能力の使いどころがつかみにくい
-
シェフ×レストラン×カードの相性判断が複雑
-
序盤のお金管理を誤って脱落しやすい
ベースゲーム自体は比較的軽量ですが、本拡張は“中量級寄りの戦略ゲーム”に変化するため、最初はベースゲームのみで慣れた方が遊びやすいでしょう。
28. 上級者向け:オークション心理戦テクニック
SPORKS OUTにおけるオークションは、単なる「高い額を出せば勝てる」ものではありません。上級者同士では、より高度な心理戦が展開されます。
■ テクニック1:相手の資金状況を完全に把握する
残金を見れば、どこで勝負してくるか予測できる。
■ テクニック2:ブラフ(あえて見せ札)を使う
わざと高額を出しそうな仕草をして入札を誘導する。
■ テクニック3:序盤は“本命ではないカード”を競らせる
相手に無駄遣いさせ、中盤でこちらが優位に立つ。
■ テクニック4:相手の“欲しいカード”を阻止する
自分が必要なくても、相手に渡さなければ勝率が上がる。
■ テクニック5:終盤の一点勝負に備えて資金温存
最後の1ラウンドの攻防が勝敗を左右する。
このように、オークションは“読み合いの戦場”であり、上級者は心理戦を駆使することで圧倒的有利を築きます。
29. ルールの注意点(よく間違える部分)
遊んでいると、特に初回〜数回のプレイで間違えやすいポイントがあります。
-
アクションカードは即時効果 or ラウンド持続か?
→ カードごとに異なるため説明書確認が必須 -
SPORK能力の発動タイミングを誤る
→ フェーズ制を守らないとゲームが崩れる -
同額入札時の処理を忘れがち
→ 明確に再入札なのか、決定ルールなのか統一する -
レストランのボーナス効果を適用し忘れる
→ プレイヤーごとに違うので、慣れるまで忘れやすい -
シェフ能力とカード効果の優先度
→ 効果処理順が曖昧になりやすい
慣れると自然に処理できますが、初めはプレイ前に軽くルール再確認するだけでスムーズになります。
30. 追加要素の“強さ”“クセ”の評価
SPORKS OUTは追加要素が豊富ですが、それぞれ“強さ”と“クセ”に明確な傾向があります。
■ 強い要素
-
オークションカード(特に序盤)
-
資金を倍増できるシェフ能力
-
破壊力のある妨害カード
-
強力なSPORKアクション
■ クセの強い要素
-
レストランによっては扱いが非常に難しい
-
シェフによっては“条件次第で弱い”場合も
-
お金管理を間違うと一瞬で失速
-
カード運による展開の揺れもある
弱点も含めて“上級者向けに拡張された設計”であり、
ゲームの深みを求めるプレイヤーには最高の刺激を与える拡張です。
✅ まとめ
「Rival Restaurants: SPORKS OUT」は、ベースゲーム『ライバルレストラン』を大幅にパワーアップさせる拡張セットです。5人の新シェフ、追加レストラン、立体3D SPORK、新アクションカード、そして新ルール“アクションオークション”が導入され、戦略性・心理戦・逆転要素が大きく強化されています。
ポイントは、ベースゲームのスピード感を損なわずに“深さ”を追加していること。
オークションによって資金管理や読み合いが重要になり、シェフ能力・レストラン特性・SPORK能力・アクションカードの組み合わせがゲーム展開を大きく左右します。
プレイヤー間の駆け引きはさらに熱くなり、毎回違う展開が生まれるためリプレイ性も抜群です。
一方で、要素が増えるため初心者には少し複雑に感じることもありますが、ベースゲームを遊び慣れたプレイヤーには 「絶対に満足する拡張」 と言える高品質な内容。
家族ゲームとしての楽しさも、ゲーマー向け戦略性も兼ね備えた、料理テーマゲームの新たな定番となる拡張です。


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