語るRPG『RPG・イン・メモリーズ』徹底レビュー|初心者でも物語が作れるストーリーテリング型ボードゲームの魅力

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語ることで物語が生まれる、新感覚ストーリーテリングRPG

RPG・イン・メモリーズ

『RPG・イン・メモリーズ』は、誰でも“語れる物語”を楽しめるストーリーテリング型ボードゲームです。複雑なルールを覚える必要はなく、カードに導かれながら自然にストーリーが生まれるため、RPG初心者でも安心してプレイできます。家族や友人はもちろん、ゲーム会やアイスブレイクなど幅広いシーンで活躍。プレイヤーごとに違う物語が生まれるため、何度遊んでも新鮮な体験が得られます。ドラマティックな展開を生むイベントカードや、プレイ後に語り合える“思い出”が残るのも本作ならでは。軽く遊べるのに深い体験ができる、唯一無二の物語創造ボードゲームを詳しくご紹介します。


第1章 RPG・イン・メモリーズとは?ゲームの基本概要

「RPG・イン・メモリーズ」は、記憶力とひらめきを組み合わせて遊ぶ“タイル配置×メモリーゲーム”です。タイルには道が描かれており、それをつなげていくことでプレイヤーは目標地点へ進んでいきます。最大の特徴は、“置いたタイルが山に重なって見えなくなる”こと。自分たちの作った道の記憶がどんどん曖昧になり、予想外のトラブルが続発する、笑いと緊張の詰まった作品です。通常モードのほか、宝を探す協力モードも収録されており、多人数でも2人でも盛り上がるバランスの良いボードゲームとして高い評価を得ています。


第2章 セット内容とコンポーネントの魅力

本作には、正方形タイル48枚、長方形タイル20枚、さらに丁寧な説明書が付属しています。タイルは直線、曲がり角、T字路、十字路など多様なルートが描かれており、視覚的にわかりやすく設計されています。アートワークを担当するTANSANによる柔らかい色味とディテールはゲームの印象を一気に明るくし、ファンタジーの世界に没入させます。また、タイルは厚みがあり扱いやすく、繰り返し遊んでも反りにくい耐久性を持つため、長く遊べる実用性も十分です。


第3章 通常モードの遊び方とゲームの流れ

通常モードでは、プレイヤーは1枚ずつタイルを山の上に重ねながら道をつくっていきます。道は常に上に重ねられるため、少し前に置いたタイルは完全に見えなくなり、自分の記憶だけが頼りになります。もし誰かが道と道を矛盾するように繋げてしまった場合、その瞬間が勝負のターニングポイント。「エンド宣言」を行い、それが正しければ宣言者の勝利となります。記憶力に自信があっても、タイルの情報量が増えるほど頭の中のマップが崩壊していく独特のスリルが味わえます。


第4章 協力モードのルールと宝探しの面白さ

協力モードでは、見えない宝の位置が“座標だけ”で示されます(例:「スタートから左に2、上に3」)。プレイヤー全員で道をつなげ、その宝の地点にたどり着くことが目的です。ところが、置かれたタイルはすべて重ねられていくため、今どの方向に伸びているのか、誰かの記憶が曖昧になると状況は一気に混乱。
その“混乱こそがこのゲームの醍醐味”であり、誰かがミスしても他の誰かが修正できる柔軟性が協力モードならではの魅力です。「そっちじゃない!」「真っすぐ行って!」と声が飛び交い、チームの一体感と緊張感が同時に楽しめます。


第5章 プレイ感レビュー:記憶と直感が試されるスリル

実際に遊ぶと、プレイヤーの記憶と直感が常に揺さぶられ、道を覚えているつもりでも「あれ?さっきどっち向きだった?」と混乱が生まれます。だんだんと情報量が増え、脳内の地図が崩れ落ちていく絶妙なストレスと、成功した時の達成感がクセになります。また、プレイ時間は20〜30分ほどと短めで、軽量級ゲームながら盛り上がり方は中量級クラス。記憶ゲームが苦手な人でも、場のノリと推理でカバーできるため、初心者から経験者まで幅広く楽しめる作品です。


第6章 戦略性:タイル配置の最適解を探る思考ゲーム

「RPG・イン・メモリーズ」は記憶ゲームでありながら、じつは戦略性も高い作品です。特に通常モードでは、先を見越して“矛盾が起きにくい道の流れ”を意識してタイルを置くことが重要です。プレイヤーは自分の記憶力を過信せず、混乱を生みにくい配置を心がける必要があります。一方、対戦相手の記憶を乱すような“微妙に曲がった道”を配置する高度な心理戦も可能。「どこまで道が伸びているか?」を互いに推理することで、軽量級ゲームとは思えない深い読み合いが発生します。


第7章 ミスが笑いに変わる!盛り上がるコミュニケーション性

本作がパーティーゲームとして高評価される理由の一つが、その圧倒的な“盛り上がりやすさ”です。誰かが自信満々にタイルを置いた直後、「あれ?そこって曲がってたっけ?」という疑惑が生まれると、一気にテーブルがざわつき始めます。
協力モードでは、仲間がミスした瞬間に「そこじゃない!」「なんで曲げたの!?」と悲鳴が飛び交い、場が爆笑の渦に。ミスがペナルティではなく“イベント”として楽しめるため、初心者が混ざっても雰囲気が悪くならず、誰でも安心してプレイできる魅力があります。


第8章 プレイ人数・対象年齢・所要時間と初心者向け度

プレイ人数は2〜5人、対象年齢は8歳以上と幅広く、家族・カップル・友人同士・ボードゲーム会などあらゆるシーンで調和します。プレイ時間は短めの20〜30分ほどで、隙間時間でも遊びやすい構成です。ルール自体はシンプルで、説明時間も5分程度。
ただし、「記憶し続ける」という要素が難しいと感じる人もいますが、協力モードなら仲間がフォローし合えるため初心者でも安心してプレイ可能。重ゲーが苦手な人でも、ほどよい難易度で楽しめるのが特徴です。


第9章 デザイナー・制作背景:TORU II と豪華クリエイター陣

本作のデザイナーは、locogame の TORU II氏。独創的なゲームデザインと“ひねりの効いたアイデア”に定評があり、RPG・イン・メモリーズもその独創性が色濃く出ています。
さらに、協力モードは「ラブレター」などで知られる OKAZU brand の 林尚志氏 が開発協力。
アートワークは人気イラストチーム TANSAN が担当し、柔らかく親しみやすい世界観を生み出しています。豪華なクリエイター陣の力が結集したことで、シンプルながら奥深い“記憶×道作り”という唯一無二の魅力が完成しています。


第10章 こんな人におすすめ!購入前のポイント

「RPG・イン・メモリーズ」は、以下のような方に特におすすめです。

  • 記憶ゲームや推理ゲームが好き

  • パーティーゲームでワイワイ盛り上がりたい

  • 家族や初心者も混ざって遊べるゲームを探している

  • 軽量級だけど“奥行きのある”作品を求めている

  • 協力モードでチームとして達成感を味わいたい

また、タイルを重ねて見えなくするユニークな仕組みは、他のゲームにはない体験を提供してくれます。プレイ後には必ず「またやろう!」という声が上がる、リプレイ性の高い名作です。


第11章:プレイヤーの“物語構築力”を引き出す独自システム

『RPG・イン・メモリーズ』は、プレイヤー自身が物語の中心人物として世界観を紡ぐ「ストーリーテリング型ボードゲーム」です。ゲーム中に提示されるキーワードやイベントカードをもとに、自分だけの冒険譚を語りながら進める仕組みが特徴。システム自体がプレイヤーの創造力を刺激し、誰でも“語れるRPG”を体験できるよう設計されています。


第12章:初心者も安心のライトRPG設計

複雑なダイスシステムや長時間プレイが不要で、普段RPGを遊ばない人でも楽しめるライトな難易度が魅力。遊ぶ前の説明も最小限で済み、カードを引いて答えるだけの直感的なゲーム性のため、初対面のメンバーとも盛り上がりやすいのがポイントです。TRPGの雰囲気を味わいたいけれどルールが不安…というユーザーにもぴったりの一作です。


第13章:幅広い人数・シーンで遊べる柔軟性

本作は 2〜6人 まで対応。家族・カップル・友人・ゲーム会はもちろん、「場の空気を温めたいとき」や「自己紹介を兼ねたアイスブレイク」にも最適です。プレイ時間も短めで、1回の冒険をサクッと楽しめるため、気軽に何度でも遊べる点も高評価。シンプルなのに毎回違うストーリーが生まれるリプレイ性の高さが魅力です。


第14章:ドラマティックに盛り上がるイベントカード

ゲームに深みを与えるのが「イベントカード」。キャラクターの過去や感情、冒険のターニングポイントを示すカードが、物語に立体感を与えてくれます。ドラマが生まれるきっかけが次々に訪れるため、プレイヤーの語りも自然と熱を帯び、予測不能のストーリー展開に。語り慣れていないプレイヤーでもカードが導いてくれるため安心です。


第15章:思い出が“形”として残るエンディング

ゲーム終了後には、自分たちが作り上げた物語がそのまま「思い出」として残るのが『RPG・イン・メモリーズ』の醍醐味。プレイ後に共有されたエピソードを語り合う時間も格別で、他のゲームにはない余韻が楽しめます。SNSに記録を投稿したり、何度も続編を語りながら遊ぶプレイヤーも多い作品です。


まとめ

『RPG・イン・メモリーズ』は、“語るRPG”という独自の魅力を持ったストーリーテリング型ボードゲームです。ライトなルール設計とイベントカードによって、初心者でもドラマチックな物語が作れるのが最大の特徴。少人数から多人数まで幅広い場面で活躍し、遊ぶたびに新しい物語が生まれるため、リプレイ性も抜群です。RPGを気軽に楽しみたい人、物語作りが好きな人、初対面でも盛り上がるゲームを探している人に推奨できる一作となっています。

 

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