【京商新作】ASC MA020N トヨタ セリカ GT-FOUR RC No.2 WRC 1992を徹底レビュー|ミニッツAWD最新ボディ

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トヨタ セリカGT-FOUR RC 1992(京商ASC MA020N)完全ガイド

トヨタ セリカ GT-FOUR RC

1990年代のWRCを席巻した名車「トヨタ セリカ GT-FOUR RC」が、京商ミニッツASCシリーズ最新作として蘇る。2025年11月発売予定の「ASC MA020N トヨタ セリカ GT-FOUR RC No.2 WRC 1992(MZP481CS)」は、カルロス・サインツ仕様の1992年ラリーモデルを1/27スケールで精密再現。鮮やかなキャストロールカラーと高精度成形による実車級の造形美が魅力だ。コレクションとして飾るも良し、対応シャシーで走らせるも良し。WRCファン、トヨタファン、ミニッツユーザー必見の完成ボディだ。

製品概要と特徴紹介

2025年11月に京商(Kyosho)から発売予定の「ASC MA020N トヨタ セリカ GT-FOUR RC No.2 WRC 1992(MZP481CS)」は、ミニッツAWDシリーズに対応する完成ボディコレクションの最新作です。実車のラリーマシン「セリカ GT-FOUR RC(ST185)」を忠実に再現し、1992年WRCで活躍したカルロス・サインツのマシンをモチーフにしています。
本製品は、精密な塗装とマーキング、実車に基づくプロポーションが特徴。京商独自の高精度成形技術により、1/27スケールながら実車の迫力と質感を再現しています。

「オートスケール」シリーズに属するため、単体では走行できません。別売の対応シャシー(MA-020Nなど)に搭載することで走行可能となります。LEDライトユニット(No.MZW429R)は非対応。コレクションとしての美しさと、走行用カスタムベースとしての両面を持つボディです。


製品仕様とスペック解説

  • 製品名:Kyosho ASC MA020N トヨタ セリカ GT-FOUR RC No.2 WRC 1992

  • 製品番号:MZP481CS

  • スケール:1/27(MINI-Zサイズ)

  • 製品サイズ:約10 × 10 × 10 cm

  • 重量:約1 kg(パッケージ含む)

  • 適合シャシー:MA-020Nシリーズ(AWD)

  • 発売日:2025年11月30日予定

  • 予約開始:2025年10月9日(Amazon.co.jpなど主要サイトにて)

  • メーカー希望小売価格:6,380円(税込)前後

  • 原産国:中国

主な素材は高精度ABS樹脂で、純正塗装済み。ボディマウントパーツやホイール、タイヤも付属していますが、バッテリー、モーター、送信機、受信機、充電器、工具などは別売です。
同梱のボディは、細部まで実車の形状を再現する一体成型構造で、WRC 1992年仕様の特徴的な「Castrol」デザインが施されています。


歴史的背景:トヨタ セリカ GT-FOUR のラリー戦績

トヨタ・セリカ GT-FOUR(ST185型)は、1990年代初頭の世界ラリー選手権(WRC)を席巻した伝説的なマシンです。
特に1992年のシーズンでは、ドライバーのカルロス・サインツ(Carlos Sainz)がステアリングを握り、「No.2」マシンとしてWRCドライバーズチャンピオン争いを繰り広げました。このST185 GT-FOURは、グループA規定下でのホモロゲーションモデル「GT-FOUR RC(Rally Competition)」として5000台限定で生産され、インタークーラーウォータースプレーや軽量ボンネットなど、競技向け装備を標準搭載していました。

京商のモデルは、この“WRC 1992年 No.2 サインツ車”を忠実にスケールダウン。独特のラリースポンサー・デカール、エアインテーク形状、フロントスポイラーまで精密に再現しています。
そのため、単なるラジコンボディを超え、90年代ラリー黄金期を象徴する1台として、コレクターズアイテムとしての価値も高いモデルとなっています。


ボディデザイン・塗装・ディテールレビュー

京商ASCシリーズの魅力の一つは、その驚異的なスケール感と塗装精度です。今回の「トヨタ セリカ GT-FOUR RC No.2 WRC 1992」も例外ではなく、1992年WRCで実際に走行したカルロス・サインツ車を忠実に再現しています。
ボディ全体は鮮やかなホワイトをベースに、キャストロールのグリーンとレッドのストライプが印象的に配置されています。デカールは実車のスポンサー配置を忠実に再現しており、細部のロゴやゼッケンまで正確です。

さらに、京商特有の多層クリアコート塗装により、プラスチックの質感を超えたリアルな光沢を実現。ホイール、サイドミラー、エアインテーク、リアウィングなども精密に再現され、1/27スケールながらも実車の存在感を感じさせます。
そのため「走らせる」だけでなく、「飾る」「撮る」用途にも十分対応できる完成度を誇ります。コレクターズモデルとして展示する場合も、どの角度から見ても破綻のないデザインが楽しめるでしょう。


シャシー適合・走行可能性/制限事項

このモデルは「オートスケールコレクション」シリーズに分類されるため、単体では走行できません。走行を行うには、対応する京商のMA-020N AWDシャシー(または互換構造を持つモデル)を別途用意する必要があります。
また、ボディのマウント位置やホイールベースによっては一部のシャシーに装着できない場合があります。そのため購入前に必ず対応表を確認するのが推奨です。

加えて、LEDライトユニットセット(No.MZW429R)は装着不可という制約があります。ライト点灯を楽しみたい場合は、他のオプションを検討するか非点灯状態でのディスプレイ運用が現実的です。

走行用に使用する際は、別売のモーター・バッテリー・送信機・充電器・ESC・サーボなどが必要です。
初心者が走行目的で購入する場合は、まず「MINI-Z AWD Readyset」などのスターターセットを揃え、その上でこのボディを換装する形がベストです。


注目ポイント・ユーザー視点レビュー

多くのユーザーが注目するのは、やはり「WRC黄金期の名車をミニッツスケールで再現した完成度」です。
特に1992年仕様のセリカは、ラリーファンにとって“トヨタ黄金期の象徴”とも言える存在であり、実車のフォルムを完璧に再現したこのモデルはコレクターズアイテムとして非常に高い評価を受けています。

メリットとしては、

  • 塗装済み・デカール貼り済みの完成品であり、箱から出してすぐ飾れる点

  • 実車さながらのディテール再現度

  • 京商純正クオリティによる高い耐久性と精度

デメリット/注意点としては、

  • オートスケール単体では走行できず、別途シャシーが必要

  • 一部LEDパーツ非対応

  • 実走を前提とする人には追加コストがかかる

総合的には、「走らせるよりもまず“眺めて楽しむ”ための一台」と言えるでしょう。
また、1990年代のWRCマシンコレクションを揃えるファンにとっては、これを中心にシリーズ展開する価値もあります。


カスタマイズ/チューニング提案

「京商 ASC MA020N トヨタ セリカ GT-FOUR RC No.2 WRC 1992」は、見た目の再現度だけでなく、カスタマイズの自由度も高いのが魅力です。
走行を目的とする場合、MA-020Nシャシーをベースに足回りや駆動系を強化するのが定番です。たとえば、ベアリングセットの追加で駆動抵抗を低減し、スムーズな走行性能を実現できます。サスペンションスプリングの変更により、路面に応じたセッティングも可能です。

ドレスアップ派には、ホイール変更や塗装のカスタムが人気。純正ホワイト仕様に代えて、グロスブラックやマットシルバーなどを選択することで印象が大きく変わります。また、実車を意識した細部の追加塗装(ボンネットピンやエアベント周辺)を施すことで、より“本物志向”のディテールが得られます。
LED非対応ながら、他社製ライトパーツや自作LEDを使う上級者も多く、工作派には改造ベースとしても注目の一台です。


ライバル/同スケール製品比較

同じ京商のオートスケールシリーズの中では、「ASC MA020N トヨタ セリカ Turbo 4WD No.7 WRC 1993(MZP481JK)」が近い立ち位置にあります。
両者の違いは主にデザインと実際のラリーシーズンの仕様です。No.2(1992年仕様)はカルロス・サインツ車で、赤×緑のキャストロールカラーが象徴的。対してNo.7(1993年仕様)はユハ・カンクネン仕様で、同様のカラーリングながらスポンサー配置が異なり、ボンネットのラインも微妙に違います。

他社では、タミヤの1/24スケールプラモデル「セリカ GT-FOUR RC」も人気ですが、こちらは静的ディスプレイモデル。走行・カスタム性では京商ミニッツシリーズが圧倒的に優れています。
また、ミニッツASCシリーズの他車種(ランサーEVO、インプレッサWRCなど)と並べると、WRCコレクションとしての統一感が出る点も魅力。ディスプレイ展示やテーマ別撮影に最適です。


発売/予約情報・価格動向

本製品「MZP481CS」は、2025年11月30日発売予定。主要通販サイト(Amazon、あみあみ、京商オンライン、ホビーショップ各店)で2025年10月上旬より予約が開始されています。
メーカー希望小売価格は 6,380円(税込) 前後ですが、通販では早期予約割引により 4,700〜5,000円台 で販売されるケースが多いようです。

また、オートスケールシリーズは生産数が限られており、発売から数か月後には市場在庫が減少する傾向があります。過去のASCシリーズ(例:ランチア デルタ、マツダ787Bなど)も再販まで時間がかかることが多いため、入手を検討している場合は早期予約が賢明です。

なお、再販や別カラー展開が行われる場合もありますが、ラリー仕様のWRCバージョンは特に人気が高く、コレクター市場でプレミア化する可能性があります。
京商公式ストアやホビー系販売店の予約特典(ポイント還元、特別パッケージなど)も随時確認しておくとよいでしょう。


まとめとファイナル評価

京商「ASC MA020N トヨタ セリカ GT-FOUR RC No.2 WRC 1992」は、WRC黄金期を象徴する名車を精密スケールで蘇らせた意欲作です。
塗装・デカール・造形のクオリティはいずれもトップクラスで、1/27スケールながら実車の迫力を感じさせる仕上がり。特にキャストロールカラーの鮮やかさとクリア層の深みは、ディスプレイモデルとしての完成度を大きく引き上げています。

一方で、オートスケール単体では走行できず、対応シャシーや周辺機器を別途揃える必要がある点は、初心者にとってややハードルが高い部分です。ただし、MINI-Zシリーズを既に所有しているユーザーにとっては、走行用にも展示用にも満足度の高い一台となるでしょう。
総合評価としては、「再現度・質感:★★★★★」「コレクション性:★★★★★」「実走性:★★★☆☆」。ラリーファン・トヨタファンに強くおすすめできるモデルです。


限定モデル/ホモロゲーションとしての価値

このセリカ GT-FOUR RCは、実車同様「ホモロゲーションモデル」としての背景を持っています。実車のGT-FOUR RC(ST185)は、1992年のグループAラリー参戦のために限定生産された競技仕様車で、5000台限定。インタークーラーウォータースプレーや軽量化ボンネットなど、当時の最先端技術を投入した1台です。

京商モデルもこの特別仕様を再現しており、ボンネット上の特徴的な吸気口、リアウィング形状などが正確に造形されています。コレクターズ市場では、こうした“RCホモロゲーション仕様”モデルは特に人気が高く、再販時にもプレミア化しやすい傾向があります。


ボディ単品仕様のメリット/デメリット

オートスケールシリーズの特徴は「完成済みボディ単体」で提供される点にあります。
メリットとしては、

  • 組み立て不要・塗装済みで、購入後すぐに飾れる

  • 既存のシャシーに換装できるため、複数ボディを楽しめる

  • 走行用・展示用の2WAY活用が可能

デメリットとしては、

  • 単体では走行できないため、別途シャシーが必要

  • 一部のライトユニットや電子パーツが非対応

  • シャシーとの相性確認が必要

つまり、このモデルは「走らせるラジコン」よりも「魅せるミニチュアカー」に近い位置づけといえます。
既にミニッツシリーズを所有しているユーザーには理想的な追加ボディであり、初めての購入者には“ミニッツの入口”としてもおすすめです。

 

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